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代表取締役社長

代表取締役社長鈴木秀夫

幾多の皆様のご協力と応援をいただきまして、当社は創業50周年を迎えました。サンベルクスホールディングスグループ全体で売上高1,000億円突破を目前に控えている状況です。

会社としての使命は、食を通じ、お客様の暮らしを豊かにすることです。夫婦二人で八百屋を創業して以来大事にしてきたのは、買い物に来てくださる地域のお客様にメリットのある店づくりをすること。これはスーパーマーケットに業態変更してからも、取り組み続けていることです。

売る側の都合で、作業の効率化だけを推進してしまうと、生鮮物を扱う商人として本来お客様に提供すべきメリットが提供できなくなってしまうことがあります。やはり、豊作の時は沢山食べてほしい。豊作の時はいつもと違って、驚くような安さで買ってほしい。農家さんが一生懸命作った野菜を生産調整で潰すことなく、ひとつでも多くお客様の手に届けたい。少しでも鮮度の良いうちにお客様の手に届けたい。

鮮度屋として、生鮮屋として。八百屋さん、お肉屋さん、魚屋さん、惣菜屋さん、それぞれが本来持っている強みを残した店づくりをすること。その為の組織と仕組みづくりを会社内でも進めてきております。

また、鮮度と並んでお客様にメリットを感じて頂ける生鮮本来の魅力と言えば、旬です。
旬の商品は出始めの時期、出回る量が少なく、得てして高い価格で販売されていることが多いかと思います。もし旬の商品を出始めの時期に、驚く安さで買うことができたら、お客様にとっては大きなメリットです。四季折々の旬のものを、今欲しいものを。欲しい価格で買っていただく努力をスーパーベルクスは1年中、取り組み続けております。旬のものが安く手に入り、食卓に並ぶ。この豊さの実現の為に、当社では仕入部隊を強化しております。

仕入部隊の取り組みとして、出始めの産地を追いかけて仕入れる取り組みを継続して行っております。野菜の産地は南から北へ移っていきます。栄養価が高く、おいしい野菜が育つのは出始めから最盛期にかけて。やはりどんな野菜でも最初に採れる一番果には力があります。栄養価が高く、美味しい。きゅうりで言えば一段目に生る勢いのあるきゅうりと15段目に生る末生り(うらなり)きゅうりでは、まったく旨味も風味も違います。旬の中でも特に今日美味しい産地の商品を販売できるよう、取り組んでおります。

また、日本国内はもちろん、世界から良いものを安く仕入れ、お客様にメリットを届けようということで、チリの大使館にご協力いただき、美味しい銀鮭を手配したり、カナダのアルバータ州やお取引先様にご協力いただき、美味しいカナダビーフを驚くような値段で販売することを実現しております。地域のお客様にメリットのある店づくりをするために、お客様の代理人として、世界から美味しくて安いものを今後も探しにいく取り組みをしていきます。

当社は、短時間勤務で働いてくださっているパートナーさんも含めて、従業員全員が経営に参加できる組織づくりをこれからも目指し、食を通じて社会貢献できる会社であり続けられるよう邁進して参ります。今後も変わらぬご支援とご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。